[セミナー]
 【監査役員教室/監査役会等運営編】
   監査役会等の新たな運営に向けた諸課題の検討
    
- 独立性と情報確保のベストミックスに向けて -

開 催 要 項

講  師 松 山   遙  氏 日比谷パーク法律事務所 パートナー
弁 護 士

日  時 10月9日(金) 14:00 ~ 17:00
途中1回コーヒーブレイクをお取りします。

会  場 経団連会館 5階 会議室 住所:東京都千代田区大手町1-3-2
>>>地図はこちらをご参照ください 
電話:03-6741-0222

ご参加資格 監査役、監査等委員、監査委員ほか関係者

概 要

 昨年も日本を代表する著名企業の不祥事案件が多数報道され、中には経営トップが深く関与した不祥事も散見されました。そのような局面では、取締役の職務執行を監査するために株主から選任された監査役が前面に立って、その職責を果たすことが期待されます。また、会計不祥事や子会社における不祥事が増えている中、会計監査を職責とし、子会社調査権を有する監査役の役割・責務には非常に大きなものがあります。
 一方、多くの日本企業においては、社内出身の常勤監査役と非常勤の社外監査役によって監査役会が構成されていますが、独立性の高さと情報収集力のベストミックスを確立するためには、社内出身の常勤監査役に集まった情報を監査役会という場を通じて社外監査役共有することが不可欠です。また、近年ではコーポレートガバナンスの強化として社外取締役の選任が進んでいますが、社外取締役が監督機能を発揮するためにも、同様に情報が必要であり、そこでも監査役と社外取締役の連携が求められます。このように、社外役員が増えてきた昨今の企業においては、常勤監査役が必要な情報を収集して社外役員に提供し、経営陣の業務執行の適法性・効率性を監督することが求められているのであり、その意味で、監査役会・常勤監査役の果たすべき役割は非常に重要性を増していると考える必要があります。
 本セミナーでは、近年のガバナンス改革の下で監査役・監査役会等に期待される役割を意識しつつ、監査役会等の新たな運営に向けた諸課題と具体的な対応について解説いたします。

講 義 内 容

第1 はじめに

 1 近年の企業不祥事の特徴
 2 これからの監査役に期待される役割
  (1)コンプライアンス態勢の確立
  (2)経営トップに対する牽制
  (3)子会社・グループ監査の充実

第2 監査役の職務

 1 監査役の職務
  (1)業務監査と会計監査
  (2)取締役会監督と監査役監査(妥当性監査か違法性監査か)
  (3)独任制か組織監査か
 2 外部監査・内部監査との連携
  (1)会計監査人との協働
  (2)内部統制部門との協働
 3 社外取締役との連携
  (3)指名・報酬委員会との協働
  (4)社外役員会議
 4 子会社・グループ会社との連携
  (1)子会社監査
  (2)企業集団における内部統制システムの相当性
  (3)親子間取引における留意点
  (4)子会社・グループ会社監査役との連携

第3 監査役の責任

 1 会社法・金商法に基づく責任
  (1) 会社法に基づく責任
  (2) 金商法に基づく責任(虚偽記載等のある有価証券報告書)
 2 監査役の責任に関する裁判例
  (1) 近年の傾向
  (2) 監査役の責任について言及された裁判例
                                
     

参 加 費 等

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参 加 費
          26,400円(税込)(非賛助会員1名につき)
          24,200円(税込)(当協会普通賛助会員1名につき)
          23,100円(税込)(当協会正賛助会員1名につき)
          22,000円(税込)(当協会特別賛助会員1名につき)
割 引 対 象
当協会主催の次の会にご登録(副登録含む)の方は、上記参加費の「当協会正賛助会員」の金額(23,100)に割引させていただきますので何卒ご利用賜りますようお願い申し上げます。
  1.会社役員のための法律実務研究会
  2.経営財務法務研究会
  3.経理部長会
  4.監査役員業務研究会
  5.会社法務実務研究会
  6.総務・法務部長会
お申込および連絡先

ダウンロードした申込書をプリントしていただき、必要事項をご記入の上、FAXにてご送信下さい。
>>>お申込書(PDF)ダウンロード

  

【連絡先】一般財団法人 産業経理協会
   住所:東京都千代田区神田淡路町1-15-6
   電話:03-3253-0361

資  料
 講師オリジナルテキストを当日受付でお渡しいたします。
   

申 込 要 件

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