講 師 | 鳥 飼 重 和 氏 | 鳥飼総合法律事務所 代表 弁 護 士 |
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日 時 | 6月3日(水) | 14:00 ~ 17:00 (途中休憩をお取りします。) |
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会 場 | 経団連会館 5階 会議室 | 住所:東京都千代田区大手町1-3-2
>>>地図はこちらをご参照ください 電話:03-6741-0222 |
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令和時代は、歴史が変わる時代、つまり、損得によるリスクだけが問題でなく、人の生存・企業の存否ないし生き残りが問われる時代になりそうで、猛威を振るう新型コロナウイルスは、世界経済を大攪乱状態に陥れていることはその象徴的な事態であると言えそうです。緊急事態宣言が発令されるなかで企業の舵取りをする経営トップは、こうした予測不能な事態に対し、どう対処するつもりなのか、その覚悟、あるいは、その備えはあるのかが深く問われることになります。換言すれば、予測可能の時代から予測困難が常態化する時代への転換期が令和の時代です。
その時の経営トップである株主総会の議長は、株主総会だけを視野に入れた準備をするだけでいいのでしょうか。そうではありません。株主総会で本質的に問われるのは、総会を乗り切るテクニックではなく、企業の存続と成長を基礎づける危機管理とリスク管理のあり方であり、機関投資家目線を取り入れて、持続的成長を図るために必要なアイディアを得る機会として活用しない手はありません。良いところを取り入れれば、企業の成長度が高まるという好循環を掴むことも可能となるからです。
本セミナーでは、経営自体も、経営に直結する株主総会のあり方も、議長次第で決まると言う本質を基礎にして、厳しい経営環境下での経営トップの役割を論じながら、経営と直結する株主総会の新たな運営像について、具体的に検討いたします。
なお、新型コロナウイルス感染対策の観点から、ご着席の間隔を確保するとともに、換気のため休憩をお取りする予定です。また、ご来場の際はマスクの着用をお願い申し上げます。
(1)新型コロナウイルスの襲来と会社経営 (2)リスクは予測可能 (3)危機は予測不可能 (4)企業の存続と成長は経営トップ次第になる (5)温故知新・・・学ぶべきは過去の歴史の教訓 (6)最近の日本…危機への体制・心構えが欠けている |
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(1)状況の不明な段階で、最悪を想定し指示を出す (2)多数決ではなく、独断か、少数意見で決める (3)悲観的に準備し、楽観的に実行する (4)経営は人間学で、勇気のいる決断に必要な心構え (5)「和魂故才」「和魂洋才」「和魂漢才」 |
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(1)企業の盛衰の源は経営者の元気 (2)令和こそ、和魂でイノベーションのチャンス (3)「和魂」は新規の受容と既存との組み合わせ (4)「和魂洋才」「和魂漢才」は明治躍進のキーワード (5)危機管理もリスク管理にも、和魂を基礎にすべし |
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(1)経営トップによるサクセスストーリーの構築 (2)株主総会は、経営に活用すべき舞台 (3)経営者への株主ファンを増やすチャンスの舞台 (4)舞台である以上、演じる経営者は稽古が必要 |
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(1)株主総会は上手く行くように仕組みができている (2)議長はオールマイティであることを自覚すべし (3)議長は、舞台俳優だから、特別に練習が必要 |
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(1)事業報告と会社提出議案の可決 (2)社会に役立つことと成果をあげること |
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(1)議長の個性に合わせて株主総会運営を構築する (2)議長は事前に個別練習で自信をつける (3)議長と答弁役員との役割分担 (4)総会事務局との連携・協力関係 (5)いやな株主・いやな質問への対処法 (6)最も重要なのは経営トップの自信と元気 |
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27,500円(税込)(非賛助会員1名につき) 25,300円(税込)(当協会普通賛助会員1名につき) 24,200円(税込)(当協会正賛助会員1名につき) 23,100円(税込)(当協会特別賛助会員1名につき) |
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当協会主催の次の会にご登録(副登録含む)の方は、上記参加費の「当協会正賛助会員」の金額(24,200)に割引させていただきますので何卒ご利用賜りますようお願い申し上げます。 | ||
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1.会社役員のための法律実務研究会 3.経営財務法務研究会 5.経理部長会 |
2.監査役員業務研究会 4.会社法務実務研究会 6.総務・法務部長会 |
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