※ 開 催 中 止
[経営トップセミナー]
     投資家的視点に基づく経営課題の検討

                 ― 進化するコーポレートガバナンスと株主総会に向けた対応 ―

開 催 要 項

講  師 松 田 千 恵 子 氏 東京都立大学大学院
 社会科学研究科経営学専攻教授
マトリックス株式会社代表取締役

日  時 4月21日(火) 9:30 ~ 11:30

会  場 経団連会館 5階 会議室 住所:東京都千代田区大手町1-3-2
>>>地図はこちらをご参照ください 
電話:03-6741-0222

概 要

 経営環境が大きく変化するなかにあって、資本市場との関係を意識しながら、グローバルなグループ経営を進めるとともに、それを可能とするガバナンスの進化・深化への要請に応えて行くことは容易なことではありません。これを可能とするためには、ファイナンシャルリテラシーを身に付けたうえで、資本市場の考え方を理解しておくことか゛不可欠となります。
 本セミナーでは、投資家的視点から見た経営の役割や機能を網羅的に扱うとともに、課題となることの多い「事業と財務の連携」「資本市場と企業との関係」「従来的な視点では捉えきれない経営課題への対処」といった論点を中心に取り上げ、特に今年の株主総会を意識して、活発化するアクティビストの動向や対応課題などを含め、具体的な解説を行います。

講 義 内 容

Ⅰ 日本企業を取り巻く環境変化

 1.激変する経営環境が企業に及ぼす影響
 2.いまさら聞けないガバナンスのおさらい
 3.マネジメントに対する要請
 4.企業価値を本当に理解しているか
 5.これからの企業経営をどう考えるべきか

Ⅱ 資本市場の動向と企業に与える影響

 1.最近の資本市場の動向
 2.アクティビストの活発化と経営に与える影響の増大
 3.エンゲージメント・エスカレーション・アクティビズム
 4.今年の株主総会では何が注目されるか
 5.企業におけるウィークポイント-具体的にどこをチェックするべきか

Ⅲ 「会社の目指すべきところ」をどう作るか

 1.中期経営計画は投資家のニーズを満たしているのか
 2.経営には体系がある-企業理念はなぜ大事なのか
 3.株主の関心はどこにあるか(1)-中長期の成長ストーリーを論理的に提示できて
  いるか
 4.株主の関心はどこにあるか(2)-そのビジネスモデルはキャッシュフローを生む
  のか
 5.株主の関心はどこにあるか(3)-投資家の見方は企業とどう違うか

Ⅳ ファイナンスが分からなければ経営は出来ない

 1.これだけは押さえておくべきコーポレートファイナンス
 2.事業リスクの増加と財務構成への影響
 3.財務指標の有効活用-ROICを入れればいいのか
 4.株主の関心はどこにあるか(4)-成長せよ、さもなくば還元せよ
 5.株主の関心はどこにあるか(5)-資本政策の優先順位はどこにあるのか

Ⅴ ステークホルダーに将来をどう伝えるか

 1.財務指標と非財務指標とは何なのか
 2.マテリアリティを理解している企業は少ない
 3.株主の関心はどこにあるか(6)-形式的なコーポレートガバナンスに興味は無い
 4.株主の関心はどこにあるか(7)-ESGを巡る投資家の不満と企業における誤解
 5.株主の関心はどこにあるか(8)-統合報告書を作るのか・どう作るのか

Ⅵ グループとしての企業-その存在意義

 1.株主は多角化企業が嫌いである
 2.グループ経営を続けていくためには条件がある
 3.株主の関心はどこにあるか(9)-コングロマリット・ディスカウントを把握して
  いるか
 4.株主の関心はどこにあるか(10)-不祥事はなぜこれほど多いのか
 5.株主の関心はどこにあるか(11)-日本型人事の限界と次世代役員の育成
      

講 師 紹 介
● 首都大学東京(2020年4月より東京都立大学)経済経営学部教授
● 首都大学東京(2020年4月より東京都立大学)大学院経営学研究科 教授
● 東京外国語大学外国語学部卒、仏国立ポンゼ・ショセ国際経営大学院経営学修士 筑波大学大学院企業科学専攻博士後
  期課程修了。博士(経営学)
● 株式会社日本長期信用銀行にて国際審査、海外営業等を担当後、ムーディーズジャパン株式会社格付けアナリストを経
  て株式会社コーポレイトディレクション、ブーズ・アンド・カンパニー株式会社にてパートナーを務める。2006年にマ
  トリックス株式会社を設立、現在に至る
● 日本CFO協会主任研究委員、上場企業社外役員、公的機関経営委員等を務める
● 著書「格付けはなぜ下がるのか~大倒産時代の信用リスク入門」(日経BP社)、「ファイナンスの理論と実務」(金融
  財政事情研究会)、「グループ経営入門」(税務経理協会)、「成功するグローバルM&A」(中央経済社)、「これな
  らわかるコーポレートガバナンスの教科書」(日経BP社)、、「コーポレートファイナンス実務の教科書」(日本実業
  出版社)、「ファイナンスの基礎と実践がよーくわかる本」(秀和システム)、「ESG経営を強くするコーポレートガ
  バナンスの実践」(日経BP社)、「サステナブル経営と資本市場」(日本経済新聞社)など。

参 加 費 等

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参 加 費
          18,150円(税込)(非賛助会員1名につき)
          17,050円(税込)(当協会普通賛助会員1名につき)
          15,950円(税込)(当協会正賛助会員1名につき)
          14,850円(税込)(当協会特別賛助会員1名につき)
割 引 対 象
当協会主催の次の会にご登録(副登録含む)の方は、上記参加費の「当協会正賛助会員」の金額(15,950)に割引させていただきますので何卒ご利用賜りますようお願い申し上げます。
  1.会社役員のための法律実務研究会
  2.経営財務法務研究会
  3.経理部長会
  4.監査役員業務研究会
  5.会社法務実務研究会
  6.総務・法務部長会
お申込および連絡先

ダウンロードした申込書をプリントしていただき、必要事項をご記入の上、FAXにてご送信下さい。
>>>お申込書(PDF)ダウンロード

  

【連絡先】一般財団法人 産業経理協会
   住所:東京都千代田区神田淡路町1-15-6
   電話:03-3253-0361

資  料
 講師オリジナルテキストを当日受付でお渡しいたします。
   

申 込 要 件

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